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317 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/02(木) 21 36 50.77 ID SQGSb3qoo 憧「……」 照「……」 淡「……」 塞「……」 恭子「……」 セーラ「……」 良子「……」 憧「(……増えてる!)」ガビーン 塞「え、と……まァとりあえず、そっちの三人は久しぶりって感じで」 照「しばらく」 淡「まったくもってー!」 恭子「な、なんなんこれ……? なんでインハイチャンプがおるん……?」カタカタ セーラ「つーか俺らもなんでここにおんねん」 良子「インコンプリヘンション。すっげー不思議ですね」 憧「ぅーゎー、もう滅茶苦茶じゃない……」 320 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/02(木) 22 01 15.38 ID SQGSb3qoo 塞「あっ! も、もしかして戒能プロじゃありませんか!?」 良子「いえす。私が麻雀プロの戒能良子です」 憧「戒能プロ!? あの元傭兵でイタコの!?」 セーラ「グリーンベレーやなかったっけ?」 淡「スペツナズでしょ!」 照「イタチですよ」 良子「ないないノーウェイないノーウェイ」ビキビキ 塞「あの、サイン貰ってもいいですか? 友達が(有名人なら誰でも)ファンで……」 良子「オーケーですよ。代わりと言ってはなんですが、この状況を説明してもらえますか?」 セーラ「せや、これってなんの集まりなん?」 憧「うーん……どう説明すればいいのかな……」 淡「須賀キョータロー被害者の会!」 恭子「えっ」 セーラ「えっ」 良子「えっ」 塞「違うからね!?」ウォイッ 326 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/02(木) 22 32 46.57 ID SQGSb3qoo 憧「ていうか、今の反応……」 淡「やっぱり被害者なんだ!」 恭子「いや、被害者っちゅーか……」モジモジ セーラ「なあ……?」テレテレ 良子「ステディですよ」サラッ 塞「へ?」 良子「ですから、須賀京太郎は私の恋人です」 憧「えっ」 淡「えっ」 塞「えっ」 セーラ「待てや! きょ、京太郎は俺の彼氏やで!///」 憧「えっ」 淡「えっ」 塞「えっ」 恭子「あ、あの……私も、京太郎くんの彼女のつもり……やったんやけど……」カタカタ 憧「えっ」 淡「えっ」 塞「えっ」 照「この前までカマイタチって実在すると思ってた」 憧「えっ」 淡「えっ」 塞「えっ」 334 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/02(木) 23 01 43.75 ID SQGSb3qoo 照「麒麟も、動物園にいるキリンのことだと思ってた」 憧「あの、ごめんなさい今それ一番どうでもいいです!」 淡「むー! 須賀のやつ、ボンバーマンの人以外とも付き合ってんの!?」 塞「ボンバーマンって私!?」 良子「エクスキューズミー。知り合い同士で盛り上がっているようですが、まず説明をプリーズ」 塞「あ、はい……えっと、実は私の彼氏の名前も須賀京太郎って言って……」 恭子「えっ」 淡「私の嫌いなヤツも須賀って言うんだよ!」 セーラ「えっ」 憧「……ちなみに、あたしも京太郎とは友達、です」 良子「えっ」 照「そしてそれぞれの京ちゃんは独立した別々の存在。私達だけが部分的に融合した世界に迷い込んでいる。ソースは照魔鏡」 恭子「なにそれメゲるわ……」カタカタ 342 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/02(木) 23 40 06.55 ID SQGSb3qoo 淡「で? 結局そっちの三人とも須賀の彼女なんだっけ?」 塞「その言い方は語弊が……」 良子「イグザクトリィ。京太郎は私だけのステディです」 淡「ふ、ふーん。プロ雀士ってことは社会人だよね? 須賀ってばそういう趣味なの?」 良子「趣味とかではなく、京太郎は私を愛してくれている……そういうシンプルな理由ですよ」ポッ 淡「ふーん! あっそ! でも、だったら一緒にいる時間とか少ないんじゃないの!」 良子「いえす。そればかりは残念ですね」 淡「ふっふーん、そーでしょ。須賀も可哀想だなー。同級生ならそんなことないんだけどなー」 良子「バット、その分一度にたくさんの愛を注いでくれますから、気になりません」 淡「注い゛っ……!?///」カァッ 良子「それに、社会人は時間がなくてもマネーがありますからね。場所や道具もバリエーション豊富で……」 憧「ふきゅっ!?///」 良子「京太郎の若い迸りを受け止めるのはすっげーハードですが、まあ所詮4歳差ですので、始まれば朝までノンストップで――」 塞「わ゛ーっ! ストップ、ストーップ!!///」 憧「きょ、京太郎……駆逐艦マニアのくせに……!///」 淡「あわわわわわわ///」 照「(目指せトッププロ)」 348 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/03(金) 00 13 30.28 ID UGJMCMABo 憧「……ていうか……」チラッ セーラ「ん?」 憧「な、なんで学ラン着てる……んですか?」ビクビク セーラ「あ、これか? これはな――」 憧「もしかして、そっちの京太郎がそーゆー趣味なんですか!?」ドキドキ セーラ「はあ!? ち、ちげーわ! アイツはむしろ逆や!」 憧「逆……?」 セーラ「せや、京太郎は俺に女らしい格好をさせたがんねん……」 憧「……何か問題が?」 セーラ「大アリや! 恥ずいやん!」 憧「えー……」 セーラ「つーか、アイツの『女らしい』の基準がおかしいねん! この前なんて、し、下着買うのについて来たんやで!」 憧「ふきゅっ!?」 セーラ「プレゼントしてくれたんは嬉しいけど、その直後に「男が女性に服を贈るのは、それを脱がせたいって意味なんですよ……?」とか言うから俺、俺……///」カァァッ 塞「(経験ある……///)」カァー 照「(経験ある)」ムフー 淡「(なにそれずっこ……くなんてないけどっ)」フンッ 憧「(な、なんか……この人には負けられないって気がする……)」モヤッ 355 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/03(金) 00 42 23.07 ID UGJMCMABo 塞「さ、さて! じゃあ次の人から話を聞こうかな!」アセアセ 恭子「……」 塞「あれ? もしもし?」 恭子「……」 塞「あの、大丈夫で――!?」 / ,z=" ̄ヘ ` ヽ、 ヽ 、 ` ..、 / .. . ,/ ヽ ヘ \ \ ヾ \ / ... . // ヾヘ\ ヽ、 、 、 ヽ ヘ ヽ / . . // -‐`弋`ヘ ヽ`ヽ!ヾ i l i / . ,' !i,,=-‐ ,, ヽ;} ' i ! l l | / i/゙ ..._ ´_,,z=≠=z、 } l ! l ! `ーz l ,,zz≡ミ "´/ ヽ`ミ l l l | <´__ i イ' / ヽ l l l} ! l l ! `i l {l .l } ヽ ノ ´ .l ! ! l l l ヽ ヽ_ _ノ ,  ̄-‐'' l ,' ,l ! l i l ー l ,' ,' l l l ! l ,' / /丿 | l l l. _ ,' / /; | l ! . ヽ、 ( ) ,zi / / ! l l . > , イ / / / l l i . ヘ ミ . _ ィ ´" k' ;イ / l ゙、 !ヘ . ヘ __i ̄ ,, -{ {、l ! ヾi ヾ \ /.(| / .! V ;' ヾ ミ `/ ,>v'-、 ヾヘ ノ `_ー-―/ /、 ` ,\ ` ┬''- ̄_ _ -  ̄ (_/\ヽ、// ヽ、_ ノ  ̄ ヽ 淡「し、死んでる!!」 360 名前: ◆I1DjlWNWjk[saga] 投稿日:2014/01/03(金) 01 24 10.81 ID UGJMCMABo 恭子「…………………………メゲルワ」ボソッ 淡「生きてた!」 恭子「なんなん……? 京太郎くんは私の彼氏やのに、こないぎょーさん……別世界とか知らんし、ほんまメゲるわ……」カタカタ 塞「ま、まあ動揺する気持ちは分かるけど、そこまで落ち込まなくても……」 恭子「だってあの二人キャラ濃すぎやんか……私なんて……」カタカタ 憧「い、言うだけ言ってみたらどうですか? その、そっちの京太郎との思い出とか」 恭子「……笑ったりせーへん?」 照「大丈夫、大人しく聞いてる(照だけに)」 恭子「じゃあ……えっと、この前、京太郎くんが泊まりに来た時の話なんやけど」 恭子「プレゼントの可愛い服(※)に着替えさせてくれた京太郎くんがベッドで私を後ろから抱き締めて「恭子さん、可愛いですよ」って囁き続けるのを聞きながら朝まで過ごしたんや」 ※咲日和3巻ゲーマーズ特典ブロマイド参照 セーラ「優勝やな」 良子「あなたがナンバーワンです」 恭子「ほんま!? やった、やったで京太郎くん!」バンザーイ 憧「(殺す)」 淡「(100回殺す)」 塞「(穴という穴を塞がなきゃ)」 照「(帰ったらギギギ)」
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長濱 博史 【ながはま ひろし】 1970年3月15日生まれ。大分県出身。 高校生の時に「妖獣都市」を見て衝撃を受け、東京デザイナー学院を経て1990年にマッドハウスに入社。 大地丙太郎監督作品に過去多数参加している。PV的な演出が巧み。 2005年「蟲師」にて初監督を務め、高い評価を獲得。東京国際アニメフェアでは、第5回東京アニメアワードのテレビ部門にて優秀作品賞を受賞した。 コミックナタリー/「観た人に傷痕を」押見修造×長濱博史の「惡の華」対談 月刊 熱量と文字数 【定点観測:長濵博史監督2015年1月 前編】 月刊 熱量と文字数 【定点観測:長濵博史監督2015年1月 後編】 ■YAWARA! a fashionable judo girl!(TV/1989~1992) 動画 22話 54話 55話 58話 原画 101話 105話 109話 111話 124話 ■CYBER CITY OEDO 808(OVA/1990-1991) 動画 1話 2話 3話 ■ロードス島戦記(OVA/1990) 動画チェック ■ザ・コクピット 成層圏気流(OVA/1993) メカニックデザイン メカニック作画監督 ■あずきちゃん(TV/1995~1998) 原画 1話 21話 27話 47話 ■劇場版あずきちゃん ホワイト・バレンタイン♥ 恋のチャンスがやってきた!!(劇場/1995) 原画 ■バイオ・ハンター(OVA/1995) 原画 ■MEMORIES(劇場/1995) 原画 2話 ■鉄腕バーディー(OVA/1996) 原画 1話 ■B T-X(TV/1996) 原画 6話 18話 23話 ■YAWARA! Special ずっと君のことが……(TVSP/1996) 原画 ■少女革命ウテナ (1997) コンセプトデザイン 作画監督 2話 12話(長谷川眞也と共同) 25話(相澤昌弘、長谷川眞也と共同) 33話(長谷川眞也と共同) 原画 25話 29話 33話 35話 36話 39話 作画 ED1 ED2 ■アキハバラ電脳組(1998) 原画 OP 8話 16話 ■セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん(1998) 絵コンテ・演出・作画監督 48話 ■おじゃる丸(第1シリーズ)(1998~1999) 絵コンテ・演出・原画・作画監督 19話 ■アリスSOS(1998~1999) 原画 OP ■少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(劇場/1999) メカニックデザイン 絵コンテ(嵐山十五(五十嵐卓哉)、幾原邦彦、金子伸吾、橋本カツヨ(細田守)、高橋亨、長谷川眞也と共同) ■モンスターファーム~円盤石の秘密~(1999) 原画 48話 ■アキハバラ電脳組 2011年の夏休み(1999) デザイン協力 ■十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密-(1999) 演出 9話 12話 ■今、そこにいる僕(1999~2000) 絵コンテ・演出 2話 7話 作画監督 9話(楠本祐子、大泉あつし、追崎史敏と共同) 10話(関口雅浩、大泉あつし、追崎史敏、鈴木輪流郎、山﨑健志と共同) 作画監督補佐 7話(大泉あつし、追崎史敏と共同) 作画協力 2話(西、追、平、粉) ■ジョジョの奇妙な冒険 ADVENTURE(OVA/2000~2002) 絵コンテ 1話 ■モンスターファーム~伝説への道~(2000) 絵コンテ・演出・作画監督・原画 OP2 ■チャンス~トライアングルセッション~(2001) 原画 6話 ■フルーツバスケット(2001) 絵コンテ・演出 18話 25話 演出・場面構成 OP ■劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(劇場/2002) 絵コンテ(湯山邦彦、毛利和昭と共同) ■シスター・プリンセスRePure(2002) 絵コンテ・演出・作画監督 12話B ■あたしンち(2002~2009) 監督補 1-4話 ■ドラえもん のび太とふしぎ風使い(劇場/2003) 原画 ■Di Gi Charat劇場 ぴよこにおまかせぴょ!(OVA/2003) 演出 1話 ■デ・ジ・キャラットにょ(2003~2004) 設定協力 絵コンテ・演出 OP ■十兵衛ちゃん2 ~シベリア柳生の逆襲~(2004) チーフディレクター 絵コンテ 6話(大地丙太郎、佐山聖子、横山彰利、宮下新平と共同) 8話(宮下新平、佐山聖子、長峯達也、今泉賢一と共同) 12話(平松禎史と共同) ■レジェンズ 甦る竜王伝説(2004~2005) シリーズコンセプト ■スクールランブル(2004~2005) 絵コンテ・演出 3話 ■蟲師(2005~2006) 監督 絵コンテ・演出 1話 絵コンテ 20話 26話 演出 20話(そ~とめこういちろうと共同) 26話 (そ~とめこういちろうと共同) ■魔女っ娘つくねちゃん(OVA/2005) 演出 2話 6話(畑中雅彦と共同) ■ギャグまんが日和(2005) 演出 OP ■シムーン(2006) コンセプトデザイン ■レ・ミゼラブル 少女コゼット(2007) 絵コンテ・演出 OP ■おおきく振りかぶって(2007) 絵コンテ・演出 OP1 ■デトロイト・メタルシティ(OVA/2008) 監督 ■君に届け(2009~2010) 絵コンテ・演出 22話 ■BATON(イベント上映/2009) ストーリーボードアーティスト(Todd Harrisと共同) ■X-MEN -エックスメン-(2011) 絵コンテ 9話 原画 ED ■ギルティクラウン(2011~2012) コンテ・演出 ED2 ■夏色キセキ(2012) 絵コンテ ED ■惡の華(2013) 監督 ■蟲師 特別篇「日蝕む翳」(2014) 監督 絵コンテ 演出(そ~とめこういちろうと共同) ■蟲師 続章(2014) 監督 シリーズ構成 絵コンテ 1話 3-14話 17話 18話(そ~とめこういちろうと共同) 19話(そ~とめこういちろうと共同) 特別編 演出 1話(そ~とめこういちろうと共同) 特別編(そ~とめこういちろうと共同) ■蟲師 特別編「鈴の雫」(劇場/2015) 監督 ■THE REFLECTION-ザ・リフレクション-(TV/2017) 原作 監督 絵コンテ 1話 ■おしえて魔法のペンデュラム~リルリルフェアリル~(2018) 原画 1話
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ほんとにあった怖い話 夏の特別編2008 気の謎を解明する心と体のミステリーツアースペシャル(2008.08.26) 前半ローカルスポンサー フジ/ THK/JRA、ヤマザキパン、中部電力 後半ナショナルスポンサー 1'00″…花王 0'30″…太田胃散、NTTコミュニケーションズ、KINCHO(大日本除虫菊)、iichiko(三和酒類)、VISA、Coca-Cola
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[部分編集] ゆりかごは墓場だけ ゆりかごは墓場だけ 鳴神学園(なるがみがくえん) 概要発端 存在 怪異 歴史命名 施設 [部分編集] 鳴神学園(なるがみがくえん) 登場作品:探偵局,AMC1,レンタル,AMC2,学恋,学恋2,特,追加,学恋V,流神A,小学怖,新生,月下美人,極,新生2,ドラマCD,秘密,荒井,鳴七,レトin,ナポin,稲in 種族:スポット 関連人物:NONAME 関連用語:アパシー・シリーズ,学校の怪談,北聖大学,鳴神大学附属病院 [部分編集] 概要 鳴神学園とは「アパシー・シリーズ」に共通して登場する学校法人。 シリーズにはほぼ一貫してこの学園そのもの、もしくは学園に所属しているキャラクターが登場する。 事実、現状で「アパシー」名義でリリースされた作品の中にこの「鳴神学園」が多少なりとも登場しなかったものはほぼ絶無に等しいと言えるほどである。実質は原作者飯島氏が述べている通り「アパシー=鳴神学園」と言った構図になっている。 作品によって多少のゆらぎはあるのだが、数千人からの生徒を抱えるマンモス校と語られており、主人公が集会に出席した語り部たちと面識の無い理由や学校全体に頻発する怪奇現象を説明する裏付けにもなっている。 相当数の人員を抱え込んでいる通り、設備や教師陣に優れており部活動も王道からはじまり不可思議なものも抱えている。 ただし、進学校としての性質が強いかといえばそうでもなく上位層を見れば文武に優れた人材を確かに輩出している。 しかし下を見ればシャレにならない凶行を働いている不良も排出している。 どうも底辺校の雰囲気も共存しており、独自の校風を築いているというのが正直なところだろう。 また、校内全域が怪奇スポットの有様を呈することや、そんな環境に順応してしまった教師や生徒たちが奇人変人狂人と化している向きもあるようだ。結果、年に数十名の行方不明者を出すと噂される恐怖のるつぼと成り果ててしまっている。 そのため、卒業までの三年間を生き延びるだけでステイタスと冗談交じりに作中は元より現実世界で囁かれるほどである。 (※一応断っておくが、母数自体は大きいため年間数十名という数字を信じるなら生還率自体はわりと高い。 さすがに半数以上が死ぬか行方不明になるかなどといった表現は誇張である。ただ、数十名と言っても二十名から九十名まで振れ幅があるため、下手すれば三年間紛争地帯に行った方がまだマシといった可能性すらある。結局は危険地帯である。) ともあれなんでそんな学校にマンモス校といわれるほどに入学者が絶えないのかが一番の謎であり、恐怖の種と言えるだろう。 大抵はそういうものだからと流されているのだが、その辺についてピックアップされる作品やシナリオも時には見られる。 ちなみにシリーズ中でピックアップされているのは高等学校だが、『小学怖』シリーズでは作品の舞台となる「小等部」にはじまり大学院まで(おそらくは同一の設置者が)同一敷地内に設立した巨大学校法人となっている。 ほか、図書館や博物館にはじまり、複合的な施設群を備えており一種の学術都市とまでいえるほどに発展を遂げているようだ。 それらについては現時点では『小学怖』の独自設定となっているものの、「鳴神大学付属病院」がシリーズ本流に設定として組み込まれたりとじわじわと巨大化の兆しを見せているというのが昨今の流れといえるだろう。 ほか、所在地は「株式会社シャノン」の現住所と合わせて千葉県松戸市とされており、作中でも触れられることは多かった。 のちにシリーズ再始動に伴い、社が現実世界で移転したことと合わせて「茨城県水戸市」に設定が変更された。 ただ、所在地について作中で触れられる機会もあまりなくなっている。 (冗談交じりだが)鳴神学園はどこにあってもおかしくなくなった、(冗談で)足が生えてるなどと原作者が語っていることから、その辺の設定には囚われなくてもいいという公式からのメッセージなのかもしれない。 なお間違えやすいが読みは「なるかみ」ではなく「なるがみ」である。 [部分編集] 発端 この学園が言及されたのは『学怖』の発売から十二年後の『探偵局』が初である。 『学怖(S)』の作中でこの学校の名称が出ることはなく、あくまで名前の無いマンモス高で通されている。所在地も都内かと推察し得る言及が一ヶ所存在するのみである。 実のところを言えば、この学園の存在は「応援本」で原作者自らが説明した通り、「アパシー・シリーズ」を展開するに当たって新たに付け加えられた後付け設定のため。 なお「パラレル・ワールド」を是とする学怖(アパシー)としては『学怖(S)』の舞台をあくまで「名前の無い何か」と割り切る考えも肯定できる。 "名づけ"によって「なにものでもあって、なにものでもない」混沌(カオス)から人格を拾い出すことが出来た一方、原初を求める意見はやはり存在するだろう。 私は否定できない。私も否定しない。 [部分編集] 存在 続いてこの学園の持つ性格について追って記述する。 旧所在地は概要欄で先述した通り千葉県松戸市の郊外。地理的に東京都に隣接していることになる。 この地名は何の脈絡もなく唐突に出てきたようであるが、ある符合からひとつの仮説を立てることができる。 それはパブリッシャー・バンプレストへのリスペクト説である。 それはと言うものバンプレストは1996年の2月から2002年7月まで本社を松戸市に置いていたことがあった。それと『学怖(S)』が発売された年は1996年となっている。 妄想と言い捨てるのもひとつ。さりとて、切り捨てるには惜しい。よって置く。 閑話休題。 この学園は「七不思議」と区切ってしまうことが不可能なほどに大量の怪談を抱えている。当然と言えば当然か、その性質は「旧作」から受け継いでいくことになる。 ただ、その中で曖昧だった設定が整理され、最低限だが明文化されるようになった。論拠は「鳴神新聞」をはじめとする各種書籍などからも取った。 少子化が進む現代に、なお多くの入学者(1995年度は587名)と数千から数える生徒(2008年度で2,400人)を抱え、百名以上の個性豊か(過ぎる)教師陣を擁する。 よって、良くも悪くも人材が豊富なこの学校は進学と部活の両面から多くの傑物を輩出してきたことになる。旧校舎の取り壊しを機に建設された第二体育館を代表とした設備もまた優れたもので、それを目当てに入学する生徒も見られるほど。 全国大会に常連で顔を連ねる運動部が幾つか存在する一方で、文化系もまた盛ん。 それは「オカルト同好会」や「黒魔術研究会」と言った存在自体が怪しい部活を公認している点からもわかる。生徒の自主性を重んじる自由な校風であるゆえ、公認もされない部活が泡沫のように生まれては消えていくと言ったことはしばしばである。 そして、鳴神最強の都市伝説の一つも……。 [部分編集] 怪異 そして、何を言ってもやはりこの学校最大の特徴と言えば、学園自体が強烈な心霊スポットと言うことだろう。 「七不思議」を語っても、到底その枠には収まりきらないその量、「学校の怪談」に当てはまらず独自に発展した数々の怪異は現実に生徒達を侵食していく。 それらの怪異は毎年数十人の死者・行方不明者を出していると秘かに囁かれつつも、それらはけして表ざたにされることはない。学校と言う閉鎖空間の内部では虚と実、嘘と真は実に曖昧な概念に過ぎないのかも知れない。 その中で (執筆者募集中) [部分編集] 歴史 その歴史は古く、元は藩主が徳の高い僧を招き藩校として設立したのが興りとも言われ、近代学校制度を抜きにすれば創立三百年近いことになる。 厳密な意味での設立がいつかは不明だが、大正時代(史実通りなら最短で1918年)からは当時のエリートにとっての登竜門たる旧制高等学校として位置づけられている。 ただし、それも『特別編』「戦下の友情」と言う一シナリオでの言及に過ぎないのだが。 (執筆者募集中) [部分編集] 命名 校名はそのまま「雷(神鳴り)」が転じたものだろうか。 [けして『魔探偵ロキ』に登場した鳴神君のことでは……、それもあながち間違っていなかったりする。なにせ彼は北欧神話における雷神トールの化身である。他に雷撃はゼウスやインドラ等、主神級の神の武具とされることも多い。] 鳴神上人と言う線も捨てがたいが また、本邦においても、雷神の名は武神としても名高いタケミカヅチノミコトの存在によってその威は轟いている。丁度、御柱を奉る「鹿島神宮」として近県の茨城に鎮座なさっていることであるし。 邪推と断じるのは簡単だが (執筆者募集中) [部分編集] 施設 学校は「社会の縮図」である。 生徒たちが学習するうえで必要な設備の数々は一般社会で見られない独自のものを含みつつ、それら要素を凝縮した側面も兼ね揃えている。 新校舎・旧校舎、体育館にグラウンドと言う箱に多種多様な施設や特有の器具を詰め込んでいる。 舞台を限定しない『晦』と比べてその密度は 定番の美術室や科学室と言った 焼却炉や公衆電話に下駄箱など、大きな建物なら備えていそうな (執筆者募集中) 情報提供・文章の補足、編集方針の動議その他諸々歓迎します。 もし興味を召されたなら下のコメント欄に書き込みなどされると嬉しいです。 名前 コメント
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新堂「学怖はいいぞ」 プレイヤー:Revin氏/男性 ゲーム:学校であった怖い話(SFC版) パート:68回 一回の動画時間:20~40分前後 実況タイプ:垂れ流し系 一部では有名な隠れた名作、学校であった怖い話。そのホラーゲームに淡々とツッコミを入れながらプレイするというタイプの実況動画です。 学校であった怖い話に屈しない Part1 学校であったすべらない話 さんの公開マイリスト 学校であった怖い話に屈しない Revin氏はゲーム実況ブーム以前からの活動をされている方です。関西弁での冷静な指摘が面白い。 長期連載動画ですが、一つ一つのパートは読み切りの短編のようになっているので、続けてみなくても大丈夫。見たいところだけ適当に見ても楽しめると思います。 ↓学怖の新作は同人で発売されています。↓ アパシー 学校であった怖い話1995 特別編/七転び八転がり(WIN) 学校であった怖い話に屈しない Part1 学校であった怖い話に屈しない Part2 学校であった怖い話に屈しない Part3 学校であった怖い話に屈しない Part4 学校であった怖い話に屈しない Part5 学校であった怖い話に屈しない Part6 学校であった怖い話に屈しない Part7 学校であった怖い話に屈しない Part8 学校であった怖い話に屈しない Part9 学校であった怖い話に屈しない Part10 学校であった怖い話に屈しない Part11 学校であった怖い話に屈しない Part12 学校であった怖い話に屈しない Part13 学校であった怖い話に屈しない Part14 学校であった怖い話に屈しない Part15 学校であった怖い話に屈しない Part16 学校であった怖い話に屈しない Part17 学校であった怖い話に屈しない Part18 学校であった怖い話に屈しない Part19 学校であった怖い話に屈しない Part20 学校であった怖い話に屈しない Part21 学校であった怖い話に屈しない Part22 学校であった怖い話に屈しない Part23 学校であった怖い話に屈しない Part24 学校であった怖い話に屈しない Part25 学校であった怖い話に屈しない Part26 学校であった怖い話に屈しない Part27 学校であった怖い話に屈しない Part28 学校であった怖い話に屈しない Part29 学校であった怖い話に屈しない Part30 学校であった怖い話に屈しない Part31 学校であった怖い話に屈しない Part32 学校であった怖い話に屈しない Part33 学校であった怖い話に屈しない Part34 学校であった怖い話に屈しない Part35 学校であった怖い話に屈しない Part36 学校であった怖い話に屈しない Part37 学校であった怖い話に屈しない Part38 学校であった怖い話に屈しない Part39 学校であった怖い話に屈しない Part40 学校であった怖い話に屈しない Part41 学校であった怖い話に屈しない Part42 学校であった怖い話に屈しない Part43 学校であった怖い話に屈しない Part44 学校であった怖い話に屈しない Part45 学校であった怖い話に屈しない Part46 学校であった怖い話に屈しない Part47 学校であった怖い話に屈しない Part48 学校であった怖い話に屈しない Part49 学校であった怖い話に屈しない Part50 学校であった怖い話に屈しない Part51 学校であった怖い話に屈しない Part52 学校であった怖い話に屈しない Part53 学校であった怖い話に屈しない Part54 学校であった怖い話に屈しない Part55 学校であった怖い話に屈しない Part56 学校であった怖い話に屈しない Part57 学校であった怖い話に屈しない Part58 学校であった怖い話に屈しない Part59 学校であった怖い話に屈しない Part60 学校であった怖い話に屈しない Part61 学校であった怖い話に屈しない Part62 学校であった怖い話に屈しない Part63 学校であった怖い話に屈しない Part64 学校であった怖い話に屈しない Part65 学校であった怖い話に屈しない Part66 学校であった怖い話に屈しない Part67 学校であった怖い話に屈しない Part68 [最終回] ヤンデレの妹に愛されすぎても屈しない 【二番煎じくらい】H.S.D.友晴は公開処刑されるのか?修正版 学校イズマイン もってけ!株式会社霊界【学校であった怖い話に屈しないMAD】 【学怖】新堂さんのテーマをRemix Revinさんの他の実況動画 Revin氏/のべるげ! 普通にのべるげ!を楽しめる実況 - 最近届いたノベルゲーム「のべるげ!」に屈しない 作品別レビュー一覧 ゲーム実況レビュー タグクラウド タケシ クッキングママ もるひね 超魔界村 単発 ゆっくり アメリカ横断ウルトラクイズ ゆとり組 しんすけ ファイナルファンタジー4 リティナ アトランチスの謎 ドラゴンクエスト5 tiger ドラゴンクエスト3 風来のシレン ちょい キミキス クロノクロス 東方アレンジ ロックマン RPGツクール ニコニコRPG ルーツ in those days! データベース 永井先生 アイドルマスター Part1集 ドラゴンクエスト1 ドラゴンクエスト2 ドラゴンクエスト4 ドラゴンクエスト7 ドラゴンクエスト8 ファミコン探偵倶楽部 ARIA D猫殿下 東方風神録 掃除 コラム ふひきー THE推理 ドラゴンクエスト6 りこ けんじろ ファミコン っしー教授 スーパードンキーコング3 してくべ ドグマ風見 ミスピーチワールド ジャック・オ・蘭たん 幕末志士 スーパーマリオ64 はるしげ バイオハザード ゲーム攻略 フリップニック 雪割りの花 あにぃ 桃太郎電鉄 いつもひとり ドリームミックスTV のべるげ メイアン クロノトリガー ペルソナ3 ルカ 朝子 のや ペルソナ4 tpitaru スーパーマリオRPG 処女はお姉さまに恋してる obasan ひぐらしのなく頃に たろちん 突然!マッチョマン ぜろた りーちゃん スパーク マリオカート イボーン テハフ ラジオ ニコ割ゲーム 涼宮ハルヒの逆転 ピクミン 探偵神宮寺三郎 セピア スーパーマリオサンシャイン アニキ 大乱闘スマッシュブラザーズ NewスーパーマリオブラザーズWii ファイナルファンタジー9 ヤス がんばれゴエモン Forget me not -パレット- レトルト かにぱん U1 ICO ゼルダの伝説 神々のトライフォース 汗だく トワイライトプリンセス つわはす クラッシュバンディクー つわはす.ディディーコングレーシング ハローキティといっしょ! ブロッククラッシュ123! ! Rabi 青鬼 ファイナルファンタジー6 ときめきメモリアル クラッシュバンディクー2 学校であった怖い話 Revin ファイナルファンタジー3 ムク 東方神霊廟 スネークズリベンジ 最終兵器俺達 キヨ 名探偵コナン ファイナルファンタジー8 フジ 鬼畜王マリオ 改造マリオ クラッシュバンディクー3 アブ はーとふる彼氏 星のカービィ 終わらざりし物語 自作ゲーム ゲーム音楽 音楽 藤原 タカ ティタン ドラえもん やりこみ 任天堂 2ch系テキスト Multimedia Fusion 2 hsp スーパーマリオブラザーズ2 金田一少年の事件簿 宮助 大魔司教ガリウス 紫苑 せんとす スペースチャンネル5 ニンテンドーDS ソニックアドベンチャー2
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幕末浪漫特別編 月華の剣士 ~月に咲く華、散りゆく花~ 【ばくまつろまんとくべつへん げっかのけんし つきにさくはな ちりゆくはな】 ジャンル 対戦格闘アクション 対応機種 ネオジオポケット(カラー専用)Nintendo Switch 発売元 SNK 開発元 【Switch】Code Myystics 発売日 【NGPC】2000年3月16日【Switch】2020年10月29日 定価 【NGPC】3,800円(税別)【Switch】800円(税込) プレイ人数 1~2人 レーティング 【Switch】CERO A (全年齢対象) 廉価版 ネオジオポケットベストコレクション2001年8月2日/2,500円(税別) 判定 なし ポイント 雰囲気は出ているデフォルメ白虎「直衛示源」の出番が無い 月華の剣士シリーズ一幕 / 二幕 / 特別編 NEOGEO POCKET COLOR SELECTIONシリーズ 概要 システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『幕末浪漫第二幕 月華の剣士 ~月に咲く華、散りゆく花~』のネオジオポケット版といえる作品。 ただし、『第一幕』から登場しているキャラはそちらのストーリーも収録されている。 キャラはデフォルメされており原作から削られた要素も多いが、携帯機向けにアレンジされている。 システム 基本的なシステムは『第二幕』と同様。 前後それぞれ2回入力でダッシュ及びバックステップ。 Aは武器攻撃(押す時間で強弱)、Bは蹴り(接近している場合の後ろ入力は投げ)や弾き(立ちは前+B、しゃがみは下+Bだが、設定でA+B(しゃがみは下入力込み)に変更可能)。 ダッシュ中のBは「力」だとガード不可、「技」「極(*1)」だと打ち上げ。 ゲージMAXで「力」では特定の必殺技から超奥義へのキャンセル「昇華」(体力ゲージ点滅時はゲージ消費なしで可能)や潜在奥義(体力ゲージが点滅している必要あり)、「技」では乱舞奥義(下2回+攻撃の後、攻撃ボタンの連続入力)が使用可能。「極」はどちらも可能。 デフォルトで使用可能なキャラは『第一幕』『第二幕』共通のデフォルトで使用可能なキャラ。 『第一幕』ラスボスである嘉神慎之介や『第二幕』新規キャラは隠しキャラとなっており、『第二幕』をクリアしたキャラに応じて解禁されていく。 『第二幕』に入ったキャラのストーリーモードはオプションボタンでキャラ選択することで『第一幕』に戻せる。 集めたポイントで「巻物」を購入できる。全113種類。 獲得ポイントはステージ(今何人目か)と残体力のみで決まる。 例えば、デフォルトで使用可能なキャラは使用するだけで「プロフィール」、ストーリーモードを開始すると「旅の目的」、『第一幕』のエンディングを見ると「エンディング1」が購入可能になり、「エンディング1」購入で以後そのキャラのストーリーモードでのプレーは『第二幕』になる。 『第二幕』のストーリーに関するものは「新たなる旅の目的」「エンディング2」の2つ。 ゲームシステムを変更する「奥義の書」は2個まで装備でき、それぞれ様々な効果を持つ。 臨・兵・闘・者・戒・陣・列・在・前・賭・得・漢の12種類が存在し、このうち「漢」を装備した場合は本作オリジナルの隠し剣質の「漢」を使用できる(入手には全巻物のコンプリートが必要)。剣質「漢」の基本性能は「力」と同様だが、ガードが一切できなくなり、代わりに相手の攻撃の1段目を食らってものけぞらないスーパーアーマーが付く。 中にはミニゲームが開放されるものもある。神崎十三と骸(*2)はミニゲームのみでの登場。 「神崎十三 in ほうむラン競争」(*3) - 一条あかりが投げる球を打ち、10回合計の飛距離を競う。対戦では双方を10回ずつ行いホームラン回数と飛距離で勝敗をつける。 「骸 in 地獄門大脱出」 - 骸が地獄門に吸い込まれる(画面上では上から降ってくる)障害物をかわしながらひたすら地獄門の吸引に抗い続ける。加速しようとすると徐々に体力を消耗するが、滑空中は回復する。 ネオジオポケット版では通信で巻物の交換も可能。 評価点 原作の雰囲気は出ている デフォルメこそされているが、原作の雰囲気はきちんと出ている。 ストーリーモードでは対戦前(一部ステージは対戦後も)には画面上部でセリフが表示される。 原作の『第一幕』『第二幕』のストーリーを共に収録 キャラクターは減少しているものの、両方に出ているキャラクターはどちらのストーリーも収録されている。 賛否両論点 「昇華」がA+B同時押しで使える 手っ取り早く入力できる一方、暴発しやすいとも言える。 Switch版だとある程度時間を巻き戻せるので、暴発したのをなかったことにしたり発動タイミングを微調整したりできる。 (Switch版)「ほうむラン競争」での自演ポイント稼ぎ Switch版では、コントローラーが2個あれば「ほうむラン競争」の対戦で1P側のみほうむラン連発でポイントを稼ぐのが手っ取り早い。やや虚しい作業だが効率は良い。 飛距離は打者側のパワーとタイミングが主に影響するが、投手側のパワーも若干絡む模様。 解禁条件がスペシャル巻物の4番目なので、そこに到達するまでにもいくらか時間がかかる。 問題点 キャラクターの減少 特に、設定上重要ポジションであるはずの直衛示源(*4)の出番が無い点は疑問が浮かぶ。 ミニゲームに出ている十三や骸と違って巻物にイラストが存在するのみ。 また、『第一幕』の中ボスポジションであった暁武蔵も出番が削られている。 ネオジオポケット移植版格ゲーでは容量の関係で原作登場キャラクターが全員出ているものは無く、他タイトルではそのフォローもほぼ無いため、ミニゲームや巻物で参戦していない彼らの姿が見られる本作はまだマシなほうではあるが。 超奥義・潜在奥義が出しにくい コマンドが4方向での表記になっているせいか、他のネオポケ格ゲーに比べて超奥義・潜在奥義が出づらい。 超奥義を「昇華」で出す場合に限っては上述したように2ボタン同時押しで出せる。 原作同様の剣質バランス 原作同様、「『極』は『昇華』『潜在奥義』が使えるだけで全般的に弱い『技』」なバランス自体は変わっていない。ただし、「奥義の書」で攻撃力と防御力を強化すれば多少は改善できる。 (Switch版)対戦で2Pが勝つとポイントが減る 対戦モードでは勝った側が負けた側からポイントを奪えるのだが、Switch版の場合1P側のポイント変動だけが反映される。 同様の仕様は『SNK GALS FIGHTERS』のアイテム争奪にもあったが、あちらは2Pが勝った際はアイテムを奪わないことで回避可能なのに対し、こちらは回避不能。 総評 ネオポケ移植作品としては雰囲気の再現性もよく良移植であり、ストーリーモードの構造によりシリーズ全体におけるストーリーの流れもわかりやすい。 一方で、直衛示源の出番が無い点についてはファンにとって残念である。 余談 「骸 in 地獄門大脱出」は原作での彼のエンディングのパロディだったりする(あちらは「GAME OVER」の文字に激突してそのまま画面下に飲み込まれるまでがエンディング)。 デフォルメされたドット絵だからかは不明だが、『第二幕』雪のエンディングが全裸なのにもかかわらずSwitch版のCEROレーティングはA(全年齢対象)。こういう謎なレーティング判定はCEROにはよくあることである なお、原作自体の移植版はB(12才以上対象)となっている。 2020年10月29日に、ネオジオポケット作品の復刻シリーズ『NEOGEO POCKET COLOR SELECTION』第4弾としてSwitch版が配信開始。開発は『二幕』のPS4/Vita版移植を手がけたCode Mystics。 実機エミュレーションを基本とした動作となっており、ゲームリセット時の操作で言語切り替え可能。 後にオムニバスソフトの『NEOGEO POCKET COLOR SELECTION Vol.1』にも収録された(2021年3月18日発売)。 同日までに発売された6作+新規4作が収録されている。
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amazonで探す @楽天で #世にも奇妙な物語 を探す! 映画 2000.11.03 wikipedia Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 2000/11/03 ストーリーテラー 2000/11/03 雪山 2000/11/03 携帯忠臣蔵 2000/11/03 チェス 2000/11/03 結婚シミュレーター
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キャンパス・ライフ 特別編 『母さん、お国のために死んでまいります』 僕は双葉学園の大学に通っている遠藤雅と申します。 高校を出てからの進学先として、東京の私立大学を選択しました。しかし、その学校は普通の大学とは全然違ったものでした。 僕の大学生活を語る上でまずしておかなければならないのは、『異能者』と『ラルヴァ』についてでしょう。 この世界には『異能者』という人たちがいます。 異能者たちは、『異能』という摩訶不思議なちからを持っています。例えば、身体を異能で強化して戦う人がいたり、数秒先の未来を見ることのできる人がいたりします。 また、この世界には『ラルヴァ』という存在もあります。 ラルヴァとは、一言で行ってしまえば「バケモノ」です。人間に襲い掛かってくるようなおっかないバケモノそのものです。 僕は進学するまで『異能者』や『ラルヴァ』のことなんて全く知りませんでした。それが普通のことなのでしょうけどね。 僕の通っている『双葉学園』はそう、異能者を育てる学校だったのです。 そして、僕もまた『異能者』だったというわけです。 1 高等部校舎の近くに設置されている、カフェテラスにて。 「マサもだいぶこの学園に慣れてきたわね」 僕と同じテーブルに座っている、小学生の女の子は言いました。 「そうだね。異能力やらラルヴァやら、そういうのさえなければ普通の学校と変わんないのにねえ」 「んもう! 何のんきなこと言ってるの?」 チョコクッキーの甘い風味を楽しみながら言ったら、怒られてしまいました。 「双葉学園は遊び半分で異能者を集めてるわけじゃないのよ? ここは異能者を育てる学校。言い換えれば、戦争に行く兵士たちを育てるようなところなんだから」 「そ、そんなに大げさなものなのかい・・・・・・?」 「当然よ」と女の子はぷりぷりしながら腕を組みました。「いつラルヴァに襲われてもおかしくないようなところでもある。そうなったらねえ、島内に『サイレン』が鳴り響くんですって」 「さ、サイレン・・・・・・?」 僕はぞくっとして呟きました。想像してみます。双葉島全体に響き渡る、叫び声のようなサイレンを。中学の頃に見た、戦争のドキュメンタリーを彷彿とさせられます。 「ホーフツなんて悠長なモンじゃないの! 本当にそういうのがあるの! この学校に来たからには、いつかは戦争だってありえるんだからね?」 アイスティーをズズズとストローで吸いながら、女の子は僕を叱りました。 この子は初等部六年生の「立浪みく」さんです。 数ヶ月前に、深夜の住宅街でたまたま共闘したことから知り合いました。それ以来、単身での戦闘能力を持たない僕とともに行動しています。いわば「パートナー」です。 体内に「猫」の血が流れており、戦闘時は猫の身体能力を引き出して戦うそうです。具体的には、爪を出して敵を切り裂いたり、グーでぶん殴ったりして戦うそうです。 見た目は、撫でたら柔らかそうな栗色の髪の毛を肩のあたりまで伸ばしている、釣り目のかわいい女の子です。黙っていれば本当にかわいいです。僕はロリコンではございませんが、これでもう少し粗暴でなければ、文句なく百点満点でした。 「何か言った?」 とんでもない地獄耳の持ち主でもあります。ほんと、こういうところキライです。 「少なくても聴力は、人間よりかは優れていてよ?」 そう言ってから、みくは僕の頭をぶん殴りました。 本日はお客さんの少ないカフェテラスですが、どうもよその席が騒がしいです。 「さっきからうるさい人たちねえ。って、あの人は・・・・・・」 「知ってるの? みく?」 僕はたんこぶをさすりながら、彼女のぱっちりとした釣り目が睨みつけているほうを向きます。 テーブルについている黒髪のきれいな女性に、なにやらとてもゴツい男子生徒がちょっかいをかけているところでした。彼は彼女にこう、堂々と言ってのけました。 「真琴さん、俺と、交際を前提に付き合ってくれない?」 さすがは人間よりも優れている聴力です。みくは会話の内容を把握すると、ほっぺをかぁ~っと赤くしていました。 どうやら男子生徒が女子生徒に告白しているところのようでした。 「青春だねえ。良いことだよみく」 「そ、そうね・・・・・・」 先ほどの威勢はどこへやら。みくは視線をあっちこっちに移しながら、ちびちびとクッキーをかじっています。 「んで、あの人のこと知っているの?」 「女の方のほうは、星崎真琴さん。二年C組の十七歳。通称『御姉様』」 「御姉様? すごいあだ名だね。確かにそんなオーラは出てる気はする」 「私のクラスでも、女子寮から通ってる子はそう呼んでる」 僕は真琴さんをあらためて見てみます。 とてもキレイな人です。あと、何ですかあのけしからんおっぱい。 我々男性は日ごろ街中を歩いていても、目を引かれるおっぱいと目を引かれないおっぱいというものがあります。 目を引かれるおっぱいというのは、まず「大きい」ものが候補として上げられるでしょう。しかし、お化けカボチャでも詰め込んでいるようなむやみに大きなおっぱいはグロテスクなだけであり、そそることは決してありません。 では、大きさの次に何が重要になってくるのか? 「形」です。 これは重要です。「形」は魔力を秘めています。たとえ大きさが伴ってなくとも、「形」がよければ僕ら男性のおっぱいセンサーは確実にキャッチしてくれます。 良質なおっぱいは雄の視線を釘付けにする「黄金比」のようなものが存在すると考えています。前から見ても、真横から見ても、真下から見ても、美しいものは美しい。一目見ただけで雷を打たれたように全身に衝撃が走ります。・・・・・・根拠なんかいらねえんだよ、男ならわかるだろ? 説得力がないだとか話が薄いだとか野暮なこと言うんじゃないよ? 「大きさ」と「形」を兼ね備えたおっぱいに、向かうところ敵無しです。 だから、真琴さんのおっぱいは素晴らしい。諸事情でおっぱい好きとなってしまった僕を唸らせる良いおっぱいを、真琴さんは持っていますね。いやはや最近の高校生は恐ろしい・・・・・・。 「戯言はそれでおしまいですかー? ご主人さまー?」 「イタイイタイ耳を引っ張らないでみく。じゃあ、真琴さんに告白してるあの男の人って誰だか知ってる?」 みくは、あのむさくるしい男子生徒をまじまじと見つめてみますが。 「知らない。あんなの」 「だろうなあ。僕だって知らないもの、あんな変なの」 男子生徒は真琴さんの手をしっかり握って一方的に話しかけています。ていうか素晴らしいおっぱいが拝めないじゃねえか! どけよコラ! 「星崎さんはね、『テレポート』能力を持っているの」 「テレポートって、あのテレポーテーションかい?」と、僕はみくの顔を見ます。 「そそ。自分だけがテレポートしたり、相手だけをテレポートさせたり。すごいよね」 それはすごい。要するに好きなところに移動することもできるし、嫌な奴を適当なところに飛ばしてしまうこともできるということだ。もちろん、異能は戦闘のために使うのであって、自分の好きなように使えるというわけではないのだろうけど。 「掩護能力や、チームの指揮能力はかなりの適正があるそうよ。せっかくだから、学園の代表人物としてマサも覚えておくことね」 僕はやましい気持ちを抜きにして、もう一度真琴さんのほうを振り返ります。 真琴さんは一人、優雅にお茶を飲んでいました。 さっきのむさくるしい男は影も形もなく、どうしたことか忽然と消えていました。 真琴さんがテレポーテーションを持っているように、僕にも不思議な力があります。 僕は「治癒」を使うことができます。 僕は自分が異能者であることが判明してからまだ日が浅いので、自分の力である「治癒」について、まだまだ知らないことがたくさんです。とりあえず、治癒というよりも「修復」に近い能力だということは分かりました。怪我だけでなく壊れた物も修復可能です。 ひとつの戦闘につき、一度までが体力的に限界のようです。 せっかくの希少なヒーラーなのですから、もうちょっと使えればいいのになあとは自分でも思います。何度も何人に対しても使用できてこそ、その真価が発揮できるものだとは僕も思うのですが。仕方のないことです。 「マサが努力して、何度も使えるようになればいいのよ」 授業の終わりまで僕を待っていてくれたみくが、隣を歩いています。 「努力かあ・・・・・・。うーん、数ヶ月前まで一般人だった僕にできるのかねえ」 「やる前からそんなんじゃどうすんのよ! シャンとしなさいよシャンと!」 みくのランドセルにまぶしい夕暮れの日差しがかかり、赤い色が隠されてしまいます。 二人で一緒に学園を出ようとしたそのときでした。 『高校二年B組三浦孝和、至急職員室に出頭せよ! 繰り返す、三浦孝和は至急職員室に出頭せよ!』 などという、乱暴な怒鳴り声が全校放送で流されてきたのです。 「三浦孝和・・・・・・?」と、僕は首を傾げます。 「だれ、それ」と、みくも首を傾げます。 「さあ・・・・・・?」 僕らは一緒なって頭上に疑問符を浮かべていました。 2 「『大学部に二人の癒し手有り、遠藤雅に星崎美沙』ぁ? ちょっと、何だよそれ!」 「あはは、これが学園生徒から君に向けられた期待ってやつなんだよ、遠藤くん」 「僕はそんな大げさな風に言われるような人間じゃないぞ・・・・・・?」 げんなりとした顔をしている僕を、友人の「与田光一」くんは笑って見ていました。 彼は工学部の人間で、ロボット工学を専門としている学生です。僕は今、工学部の研究棟にある、与田くんの研究室に来ています。 入学式のときに知り合ってから、彼は僕の「治癒」に強い興味を示しています。治癒について僕以上に熱心になって研究し、僕が治癒を上手に使いこなせる術を教えてくれる、そんなとてもいい人です。 「治癒能力者はとても貴重なんだ。数千人は存在する双葉学園の生徒の中で、数十人いるかいないかだ。君のヒールはその中でも万能で、かつ強力なものだ」 僕はこれまで自主的に訓練に参加したり、みくと共に戦闘に出たりしてきました。そんな地道な積み重ねが、まさか周りの評価に繋がっていたとは思いもしません。 「そうは言っても、僕はまだまだ『異能者』になりきれてない気がするよ」 「君は大学からこの島にやってきたからね。無理はしなくてもいいさ」 「周りの期待が大きすぎて辛い・・・・・・」 与田くんがよこした椅子に座って、くるくる回りながら僕は言います。 「治癒」能力者である以上、みくの言っていたようにこれから大規模な戦闘が起こるようなことがあれば、僕にとてつもない期待がかかることでしょう。 そうなったときが一番怖いです。僕はみんなが期待するほどヒールを使いこなせないし、異能やラルヴァについて知りません。何より、数ヶ月前まで一般市民だった僕に「戦え!」というのはいささか酷な話ではないかと弱音を吐いてみたりします。 「まあ、周りの期待とかどうでもいいことだよ」と、与田くんは言いました。「気楽に構えることさ。自分のやりたいように突き進むのみさ。自分がよければ周りはどうでもいい、それぐらいの図々しさを持っても僕はいいと思うよ」 そう、与田くんは励ましてくれました。一人ぼっちでこんな特異すぎる環境に投げ出された僕にとって、与田という友人の存在は非常にありがたいものでした。 「ところで、与田くん。『星崎美沙』ってどういう人なんだい?」 「ああ、星崎か」 突然、与田くんの態度が急変します。笑顔を消去し、ぶっきらぼうに呼び捨てで人の名前を呼んだのです。 「星崎は大学一年生だ。つまり、僕らと同期の女だ。君と酷似したヒーリング能力を持っている」 「じゃあ、与田くんのよく知っている人なんだ」 「ああ、よーく知っているさ。あいつは中等部のころからずっといるからね。ケガしたら『保健室に行くか、星崎の所に行くか』とまで言われたほどだ」 「そんな有名人と僕が同等のような扱いをされて、ホントにいいのかなぁ」 背中に圧し掛かっているものがいっそうと重くなったのを感じました。母さん、治癒って素晴らしい能力だと思うけど、社会に出たらけっこう大変なんだね。 「与田くんは、星崎さんには『治癒』能力の研究を依頼しなかったの?」 「馬鹿言っちゃいけないよ。僕は女には興味が無い」 僕は顔面を蒼白にし、大きく目と口を開いて与田くんのほうを見ました。 「冗談だよ。だいぶ昔に研究を依頼したが、嫌がられたんだ」 それを聞いてどうしてか僕は、ほっと胸をなでおろしていました。 ・・・・・・うん? 「星崎」? この前、みくと話題になった「星崎真琴」さんと、何か関係があるのかな? そうして今日も遅い時間まで、与田くんの研究に付き合っていました。 暗くなった大学の講堂前を、急ぎ足で進んでいました。早くアパートに帰らないと、夕飯を作って待っているみくがすねてしまうからです。 そのとき、そんな僕の横顔をサッカーボールが直撃したのです。 ぱーーーんと、僕の頭の中ではじける音がしました。 真横にすっ飛んだ僕は、ぐしゃっと地面に叩きつけられます。「あぎゃあああ!」とみっともない絶叫を上げながらごろごろともがき苦しみます。 「うわー! どうもさっせんでしたぁー!」 サッカーボールを拾った男子学生は、そそくさとその場から逃げてしまいます。 高校生のころだったら、その場から大爆発したように走り出して、追い掛け回して、捕まえて、ボコボコにしてやるところでした。痛いよう・・・・・・。 「鼻血出てる・・・・・・ティッシュどこだっけ」 そうして鞄の中をあさっていたときでした。 「こっちを向いてね」 そう、誰か女の人がすぐ隣で僕にそう言ったのです。 とたん、僕の両頬は女性の細い指先に包まれます。首を右にひょいと向けられます。 すぐ目の前に「形」のいいおっぱいが飛び出ていました。絶景でした。しあわせでした。 「治癒」 謎の人物はそう呟きました。その単語の持つ意味が僕にとってあまりにも身近すぎたので、僕はやや遅れて、いったい誰が僕に何をしているのかを理解したのです。 鼻血はあっさり止まってしまいました。同時に、僕は確信を持ってその人の名を呼びました。 「あなたが、星崎美沙さん・・・・・・」 「いかにも」と、彼女は微笑みます。「私が君と同じ『治癒能力者』である、星崎美沙よ」 僕らはその後、町の喫茶店に入りました。 「ホットコーヒーが二つですね。少々お待ちください」 スカート丈の長い、黒いシックな制服。ふわりとそれに覆いかぶさる、白のエプロン。 ウェイトレスさんは小さな頭を下げると、カウンターにいるマスターのもとへ行ってしまいました。とてもかわいかったので、もっと見ていたかったです。 「きみきみ。君のお相手はウェイトレスさんじゃなくてこの私よ?」 と、美沙さんが不満そうに僕に言いました。とてもじゃないですが、僕と同年代に見えません。情けないことに、身長が僕より五センチほど高いようです。泣いてもいいよね? 170無いヤツは絶対に笑うんじゃねえぞ? 「失礼します。ホットコーヒーです」 先ほどのウェイトレスさんが僕らのホットコーヒーを持ってきてくれました。びっくりするぐらい白くて滑らかな肌に、さらさらな白金の髪の毛をしています。思わずじっと見つめていたら、「くすっ」と首を傾けながら微笑んでくれました。 喫茶『ディマンシュ』。 うん、また来よう。みくに知られないよう、また今度一人でこっそり来よう。 「さて、あらためまして、初めまして。もう一人のヒーラーさん」 「あ、どうも。遠藤です。何か恐縮です」 「いいのよ、そんなに畏まらなくっても」 この人が、僕と似たような『治癒』を使う星崎美沙さんか。僕とは違って、中等部からずっと双葉学園一筋だというのだから、ホント恐れ入る。 そんな美沙さんが、同じ治癒能力者として少し話をしてみないかと持ちかけてきたのです。 とても緊張はしますが、百戦錬磨のヒーラーの話を聞けることは僕にとって大きなプラスになるのではないかと思いました。 『保健室に行くか、星崎の所に行くか』と言われるぐらいだから、やっぱり治癒能力者はみんなからありがたがられるんだろうなあとは思います。しかし、僕は周囲の期待通りの活躍ができるかと問われると、自信が全然ありませんでした。 「そんなに心配しなくてもいいのよ。私たちは私たちの役割を果たせばいいだけ」 「その最低限の役割を果たせるかどうかも微妙なレベルなんですけどね。島に来た頃に比べれば、失敗はしなくなりましたけど」 「なら、十分」 美沙さんは口元を少しだけ吊り上げて笑いました。そこらのチャラチャラした女子大生とは全然違う、どっしりと構えたお姉さんだという印象を受けました。 「怪我を治すことのできるヒーラーは、戦場では貴重な存在。私たちの動き次第で、絶望状況下からの形勢逆転も可能になる。とってもやりがいがあるわよ」 「でも、そういう場合って怪我人はわんさか出ますよねぇ・・・・・・?」 「ふふ。あなたが何を心配しているのか、わかるわ」 「体力的に不安です。僕は基礎的な体力はありますが、異能力的なスタミナに欠けていて、一度の戦闘に一度きりというぐらいが限度のようなんです。そんなんで、僕は周囲の期待にこたえられるのでしょうか?」 「私だってそんなに頻繁に使うことはできないわよ」と、美沙さんは言いました。「私だって無理なく連続で力を使おうとしたら、五分に一回ずつが限度になる」 五分に一回ずつ。僕はコーヒーをすすりながら、なるほどなと感心しました。 休み休みでやっていけばいいのか。てっきり大勢の負傷者をいっぺんに回復させることが求められていると思っていただけに、美沙さんの話を聞いて少し安心しました。 僕はどれぐらいのペースでやっていったらいいのだろう? 今度、与田くんに協力してもらって把握しようと思いました。 「戦場で上手に治癒を使っていくコツは、『優先順位を素早く見極めること』」 「と、言いますと?」 「同じように血まみれになっている人が二人いたとしましょう。一人は血まみれでとてもぐったりしていて返事がない。もう一人は血まみれにもかかわらずピンピンしていて、セクハラなんぞしかけてくる。さて、遠藤くんはどっちを先に回復させる?」 「そりゃあ、死にそうな人でしょう。バカは蹴っ飛ばしてむしろ動けなくしてやります」 「正解。そう、それが優先順位を見極めるということ。簡単でしょ?」 治癒能力者は連続で能力を使えるわけではない。だからこそ、数多くいる怪我人の中から誰を最初に治すべきか、ということを見極める必要がある。僕は真剣な表情をして、美沙さんの話を聞いていました。自分の実戦での動き方や、役割といったものがわかってきたような気がします。 「体力も大事。日ごろきちんと運動して、よく食べて、よく寝ることね。特に私たち姉妹は実質体力依存だから、こういう基本的な生活習慣を大事にしているわ」 僕は自分のいい加減な暮らしを振り返り、恥じました。もしもみくがいなかったら、三食すべてがコンビニ弁当やらカップラーメンやらになっていたところです。 「戦場で『治癒』を使うときでもそうよ。疲れたなと思ったら、遠慮なく肩の力を抜いて休みなさい。お腹がすいていればたくさん食べなさい。許されるのであれば、ところかまわず眠りなさい。そういうメリハリはとても重要なことなのよ」 「勉強になります」 そう言ったとき、天井のほうからピアノが聞えてきました。 「あ、これ聞いたことがある」そう言おうとしたら、美沙さんが「ノクターン。小粋ね」と微笑みました。 「ところで、話は少し変わるわよ」 と、ここで美沙さんは真面目な目つきになります。 「遠藤くんは、『戒厳令』って言葉を聞いたことある?」 クラシックを聴きながらコーヒーの香りを楽しもうとしたところを、止められました。 「頭悪いので細かいことは分かりませんが・・・・・・。非常事態ってとこでしょうか?」 「その認識で合ってるわ」と美沙さんは言います。「私たち大学生は、いざとなったときに現場を『指揮』することがあるの」 「は?」と、僕は変な声を出していました。「大学生って、そんなに重要な役回りが求められているんですか?」 「そうよ。今は平和な毎日が続いているから、誰もそういうこと考えずに学園生活を送っているけど。ま、それはそれで良いことなんだけど」 と言ってから、美沙さんはいったん渋いコーヒーをすすりました。 「でもね、遠藤くんも今日まで学んできたように、世界は何も二十年前のように、完全な平和を取り戻したわけではない」 「今でもラルヴァの脅威があるということですよね・・・・・・?」 「その通り。だから、いざとなったら、遠藤くんはしっかりと自分の役割を果たして欲しい。今日はそれを伝えたくてあなたのところにやってきた」 それから美沙さんから聞いたことは、僕がこの島にやってくるまでまったく知らなかった事実でした。 双葉学園は有事のさい、僕の通っている大学部を中心として『軍隊』となり、発令中は島を支配するそうです。 万が一戒厳令が発令されてしまうと、学園生は『学園からの外出禁止』『双葉区へのアクセス封鎖』『常時武装での臨戦態勢』『機密保全による秘匿行動』『学園自体の武装』の五つを基本とした行動指針に縛られる事となります。 そして寮に住んでいない者は、学園食堂に併設されている宿泊用の大部屋で寝起きさせられます。身近な例で言うと、パートナーのみくは僕のもとから離れ、そんな生活に入らざるを得なくなります。 そして僕はというと、小隊の指揮官となって指揮を執ることになるそうです・・・・・・。 ははは、何だよそれ。狂ってるよ。いつの間にかBGMも、『革命のエチュード』の激烈な演奏に変わっていますし。 戦争する学校なら、入学前に教えてくれよ。詐欺だよ。契約違反だよ。事前に教えてくれたのなら、考え直すなり、覚悟を決めるなりしたのに。 「遠藤くんは私と同じように『治癒』が使える。つまり、戦線を治癒で支えながら現場指揮の執る、私と全く同じような役割を学園から期待されている」 「だから、僕は双葉学園にスカウトされたの・・・・・・?」 「そういう理由もあるかもしれないわね」 僕は美沙さんと目を合わせられずに、下を向いてしまいました。 僕は大学生です。 双葉学園の大学生です。 つまり、それは異能者を育てる機関の、最高学府に位置しているということです。 そんな僕らが有事の際に、率先して最前線に立ったり、高等部生の指揮を執ったりするということは、なんら間違った話ではないと思います。筋が通った話だということは、僕でも理解できます。 でも。でも・・・・・・。 美沙さんは優しく微笑んだまま、カップ片手に僕の話を聞いてくれます。 「僕は、数ヶ月前まで一般人だったんです。とてもじゃありませんが、自信がありません」 僕は大学からこの学園に入った。十九歳から異能者となった。 異能に関する知識も、ラルヴァに関する知識も、さらには戦闘に関する知識も、下手したら中等部の生徒のほうが僕よりも上を行っていることでしょう。そんな僕が、戦場で指揮を執れと。 「遠藤くん。君はどういうときに、人の怪我を治してあげたい?」 と、すっかり気分の沈んでしまった僕に美沙さんがききました。 僕は背もたれに頭を乗せ、しばらく返答を考えてみました。 三枚羽のファンがその両腕を大きく広げているかのようにして、ゆったりとした速さで回っています。回転をしばらく見つめてから、僕は美沙さんにこう答えました。 「大切な人や大好きな人を、命を賭してでも守ってやりたいと思ったときです」 美沙さんは、ん、と優しく微笑むとこう言いました。 「それでいいのよ」 その笑顔から察するに、僕は正解を導き出せたようです。 「その強い気持ちがあれば、たとえどんなに経験に乏しくてもみんなの力になれるはず。だから、安心してね」 美沙さんはコーヒー代だけテーブルに置くと、「また今度ね」と言って去っていきました。 僕はというと、一人喫茶店に残されたまま、しばらく腕を組んで考え事をしていました。 「美沙さんのアドバイスはためになった。あと、やっぱりおっぱいは至高」 同じ治癒能力者である美沙さんの話は、とても参考になりました。治癒にもきちんとした使い方とコツがあって、慣れれば最前線で戦っている学生たちにも負けない活躍をすることができるのです。 僕も美沙さんのようにもっと自信を持つことができたらなあと、ちょっとした憧れを抱いていました。冷たくなったコーヒーを飲み干してしまおうと、カップに手を伸ばしたときでした。 小学生ぐらいの女の子が、僕のことをじっと見つめていたのです。 喫茶店には、さっきのキレイなウェイトレスさんと、初老のマスターしかいません。僕ははっとしてこう言いました。 「ああ、君がショパンを弾いていたのか・・・・・・」 女の子は、こくこくとうなずきました。 そして、ほんのりと赤い小さな手を差し出してきたのです。初め、それが何を意味するのかわかりませんでした。 「うん? 握手かな? お近づきの印かな?」 そう言って伸ばした僕の手を、この子は何と払いのけました。そしてこんなことを言ったのです。 「拝聴料。何かおごってくださいな」 「・・・・・・」 まあ、あのウェイトレスさんをもう一度間近で見られる機会となったからいいや。 僕は女の子にメニューを渡し、手を振ってかわいいウェイトレスさんを呼びました。 でも・・・・・・。 まさか、僕と星崎美沙さんが「ああいう機会」で再会するハメになるとは、どうしてこのとき予測がついたことでしょうか。 トップに戻る 作品保管庫に戻る
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